電池駆動の卓上ミニアンプでおすすめ6選を解説|超小型ギターアンプ

電池駆動の卓上ミニアンプでおすすめ6選を解説|超小型ギターアンプギターアクセサリー編

本記事ではエレキギターの自宅練習に使われるアンプのうち、とりわけコンパクトな重量1キロ未満の「超小型ギターアンプ」をピックアップ。

「ミニアンプ」で検索すると、結構大きいサイズの製品までヒットするので探し方が難しいんですよね。

今回はACアダプター電源だけでなく、乾電池でポータブル駆動可能な「卓上サイズのミニアンプ」のおすすめに絞って元楽器店員が解説してみました。

価格的にもお手頃なアイテム、2022年10月20日時点の実売価格が税込価格4,000円台、5,000円台、8,000円台のモデルに注目しているのでチェックしてみてください。

自宅練習機材だと、だいたい5kg前後のアンプが主流だから、さらに小さいタイプだね。

ミニアンプならギター好きの方へのギフトとしても人気

音楽や楽器好きな人に贈る誕生日・記念日のギフト、歓送迎会・クリスマスのプレゼント。ミニアンプならインテリアを兼ねたギターグッズとしても重宝するのではないでしょうか。

ポータブルサイズで置き場所に困らない:エレキギター用のミニアンプ6選はこちら

そもそも小型軽量なギターアンプだと音量を上げたときに本体が共振してしまったり、音割れしやすかったりというデメリットはあります。

それでもお手頃な価格のわりにルックスもサウンドも意外とあなどれない製品が発売されています。

ミニアンプならフィギュア感覚でコレクションとしても楽しめる
ミニアンプならフィギュア感覚でコレクションとしても楽しめる

メイン使いするには少々心もとないかもしれませんが、各製品ともしっかりヘッドホン端子を備えた仕様です。

「書斎やリビングのインテリアを兼ねた用途」「アウトドア・学校・出張先で使いたいシチュエーション」では十二分に活躍してくれるはず。

以下、現行機種から具体的におすすめミニアンプ製品を厳選してご紹介していきます。

ツイード調でインテリアに馴染む雰囲気のフェンダーミニアンプMINI 57 TWIN AMP

まず、手のひらに乗せられるコンパクトなサイズで1ワット出力のフェンダーアンプからチェックしてみましょう。

こちらは名機「Fender Twinアンプ」が1957年当時に販売されていたスペックをもとにしたミニチュア版です。

画像をタップするとAmazonで表示 FENDER MINI 57 TWIN AMP

「淡い黄土色のツイードキャビネット、スピーカーを保護する茶色のグリルクロス」という組み合わせは50年代のフェンダーを象徴する人気デザインになっています。

オリジナルのツインアンプだと、12インチサイズ口径(約30.5センチ)のスピーカーを2発搭載しているのですが、それを2インチ(約5センチ)まで大幅にダウンサイズして製品化。

通称「チキンヘッド」と呼ばれる、目盛りが見やすいノブもミニチュアで再現されていてかわいいですね。

本製品は「ボリューム、トーン、ドライブ」のツマミが天面に、向かって右側に1/4インチ径ヘッドホンジャックと別売ACアダプター用ジャック、裏側に9V電池ボックスが備え付けられています。

DRIVEコントロールを上げるとTWINらしからぬディストーション・サウンドも出せるよ。

MINI 57 TWIN AMPの本体サイズ目安

幅171.5mm、高さ127.0mm、奥行68.1mm

フェンダーアンプ王道路線のブラックフェイスが渋い60年代スタイルMINI 65 TWIN AMP

続いて下記は1963年~1968年頃にかけて生産されていた「ブラックトーレックス」と呼ばれる仕様のツインアンプがモチーフになっています。

同じツインアンプでも「フェンダーアンプっぽさ」でいうと、この「ブラックフェイス」のイメージが先行して勝るギタリストは多いかもしれません。

画像をタップするとAmazonで表示 FENDER MINI 65 TWIN AMP

1W出力なのは前述のtweed版と共通でありながら、MINI65TWINに関しては、スピーカーが3インチ径とわずかに大きめ

コントロールとインプットジャックは全て正面のフロントパネルに配置されており、練習スタジオなどでもよく見かけるタイプのデザインですね。3.5mm径のヘッドホン(イヤホン)ジャックは側面にあります。

オリジナルサイズだと筐体側面に角度調整用プレートが付いているところ、ミニアンプ版では背面の「ティルトバックスタンド」を使ってスラントさせる(傾ける)ことができる仕組みです。

ゲインのツマミを上げると音がつぶれがちにはなるのは仕様ですが、このローファイ感もなかなか味があって癖になります。

MINI 65 TWIN AMPの本体サイズ目安

幅196.9mm、高さ146.1mm、奥行86.4mm

ロックギターと組み合わせるならマーシャルのミニアンプMS-2シリーズがおすすめ

知名度に関しては、ミニアンプ界隈で最もポピュラーかもしれません。マーシャルアンプのラインナップは「ロックギターと切っても切り離せない」ですよね。

MARSHALL MS2はアンプとスピーカーが分かれた「セパレート構造」のデザインを採用しています。※ミニチュアゆえに実際に着脱することは不可能。

画像をタップするとAmazonで表示 MARSHALL MS-2

1960年代後半のプレキシパネル時代から、「ゴールドのコントロールパネル」というのはマーシャルのギターアンプを象徴するトレードマークになっています。

同シリーズでは「MS-2RやMS-2C」といった同機種のカラーバリエーションも発売されているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。

本製品は正面から左側に「1/4インチ径のヘッドホン端子と別売ACアダプター用の端子」、背面に「9Vバッテリーの着脱口」が設けられています。

こちらもミニマムな1ワット出力で、2インチサイズのスピーカー(1発)が搭載。

「重量が340gほど」と今回ご紹介したミニアンプのうちでも、一段と小型軽量でありながら「しっかりマーシャルらしいキャラクターを匂わせてくれるサウンド」が好評です。

ボリューム、トーンの調整の他、オーバードライブのオンオフに対応しているよ。

MS-2の本体サイズ目安

幅110mm、高さ140mm、奥行60mm 重量:約0.34kg

レトロ・クラシックな雰囲気がたまらないダンエレクトロのミニアンプHONEY TONE

まるでアンティークのラジオ、レトロな雰囲気を漂わせるハニートーンのN10モデル

メーカーのダンエレクトロは1947年にニュージャージーで設立された楽器ブランドで、ギター本体ではビザール系デザインのスチューデントモデル(入門者向けモデル)が有名なメーカーです。

画像をタップするとAmazonで表示 DAN ELECTRO HONEY TONE N-10

ハニートーンの現行機種では「アクア、バーガンディ、ブラック」の三色から選べるようになっています。

ミニアンプN10の発売日については、調べても正確な情報が出てこなかったのですが、少なくとも二十年以上は定番の座をキープしている記憶があります。

スピーカーサイズは3インチで1ワット出力。写真から伝わってくるイメージそのまま、良い意味でチープな味のあるテイストが人気です。

「1/4インチ径ヘッドホン出力・別売ACアダプタージャック」は側面にあり、9Vバッテリーは背面から交換可能です。

ボリュームノブが電源のオンオフを兼ねており、他はトーンとゲインだけのシンプルなツマミ。背面クリップでベルトやカバンにぶら下げてもサマになります

ハニートーンN-10の本体サイズ目安

幅137mm、高さ133mm、奥行64mm

チューナー機能も便利、ポップなデザインが評判のオレンジ・ミニアンプCRUSH MINI

そして、下記はオレンジアンプらしいポップなデザインが際立つクラッシュミニ

2001年に発売された「クラッシュシリーズ」が、トランジスタ回路(ソリッドステート)のラインナップです。

画像をタップするとAmazonで表示 ORANGE CRUSH MINI

Orange Music Electronic Companyは、もともと1968年にロンドンで設立された真空管アンプの老舗ギターアンプメーカー。

旧製品「マイクロクラッシュ」(CR3)から2018年にアップデートされた本製品「クラッシュミニ」では、外部スピーカー出力(8オーム)とAUXINによるオーディオ音源入力端子が採用されるようになりました。

Crush Mini Product Video
Crush Mini Product Video|オレンジ公式Youtubeチャンネル

「3.5mm径ヘッドホンアウト」は天面にあり、底面に「9Vバッテリーを入れるためのボックス」が付いています。

サイズ感的には「片手で持てるけど、手のひらに乗せるのは少し厳しいくらい」といえるでしょう。

出力は3ワット仕様で、中音域のブーストカットをコントロールするSHAPEツマミの効きも良く、見た目以上に充実した仕上がりのサウンドです。

ミニアンプでクロマチック・チューナーの機能まで搭載されているのは珍しいところだよね。

CRUSH MINIの本体サイズ目安

幅150mm、高さ145mm、奥行83mm 重量:約0.90kg

ポップな限定カラーが追加で発売された実力派ブラックスターのミニアンプFLY3

2014年に発売されたブラックスターFLY3では、これまでもコラボモデルや限定デザインなどのギターアンプが数多くリリースされてきました。

今回は2021年6月に発表された「サーフグリーン」をご紹介しておきましょう。

画像をタップするとAmazonで表示 BLACKSTAR FLY 3

Blackstar Amplificationの拠点はイングランドのノーサンプトン。歴史的にはマーシャル出身のエンジニアを中心に2007年に創業されました。

ポップな配色の「サーフグリーン」は2021年6月に「パープル」と同タイミングで発売された限定色です。

フライアンプは、ミニアンプでありながらクリーンチャンネルとオーバードライブチャンネルが独立した設計。

「ISF」という独自のトーンコントロールによって、「アメリカンサウンド~ブリティッシュサウンド」へのトーン調整が可能です。

Blackstar Fly 3 Vs Mini Amp Competition
Blackstar Fly 3 Vs Mini Amp Competition|ブラックスター公式Youtubeチャンネル

3インチスピーカー、3ワット出力。公式Youtubeチャンネルに他社製品との比較デモがあるのですが、ミニアンプらしからぬ安定感があるリッチなサウンドに仕上がっています。

ディレイエフェクトが標準搭載され、MP3などをラインでオーディオ入力したり、3.5mm径ヘッドホン出力(兼レコーディング用アウトプット)に対応しているのも実用的な特徴といえるでしょう。

FLY3のなかには「アコースティックギター用のモデル」「エレキベース用のモデル」も発売されているので間違えないように十分ご注意ください。

FLY 3の本体サイズ目安

幅170mm、高さ126mm、奥行102mm 重量:約0.90kg

まとめ

以上、見た目のかわいさだけでなく価格もお手頃でカジュアルなエレキギター用ミニアンプをご紹介してみました。

「フェンダー・ミニツインの二機種、マーシャルMS2、ダンエレクトロ・ハニートーン」は、1Wアンプ仕様で雰囲気重視の印象。

「オレンジ・クラッシュミニやブラックスター・フライ3」に関しては、「ミニアンプだからと見くびれないレベルのクオリティ」だと思っています。

Amazon配送商品にはギフトラッピングやメッセージカードのオプションもあるのでプレゼントの場合はそれも利用できますね。

同じく自宅練習用機材関連で「スピーカーなしのヘッドフォンアンプ」に関しては、別記事でまとめてありますので良かったらそちらもチェックしてみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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