【2022年版】エレキギター用ヘッドホンアンプ選び|ケーブル不要

【2022年版】エレキギター用ヘッドホンアンプ選び|ケーブル不要ギターアクセサリー編

自宅練習用のギターアンプが欲しいけど、「あまり大きな音量は出せない」「一人暮らしでアンプを置くスペースが取れない」なんてときに重宝するグッズがヘッドホンアンプ

エレキギターのピックアップ(マイク)が拾う信号は微弱でヘッドホンを直接繋げないので、その出力をAmplifier(増幅・拡大)してくれるアイテムですね。

ヘッドホンだけでなく代わりにイヤホンも使えるので時々「イヤホンアンプ」と呼ばれることもあります。

そのままエレキギターに装着するタイプはヘッドフォン(イヤホン)をつなぐだけで鳴らせる
そのままエレキギターに装着するタイプはヘッドフォン(イヤホン)をつなぐだけで鳴らせる

本記事でご紹介するのは、2022年5月時点で入手可能な製品に絞っていて、「エレキギターのジャックに直接接続できるタイプ4選」です。

「楽器とのつなぎ方・使い方」は上画像のようにヘッドホンアンプ(イヤホンアンプ)製品のプラグ部分を直挿し(ちょくさし)するだけ。

プラグ一体型のヘッドホンアンプであればシールドケーブルも使わなくて済む
プラグ一体型のヘッドホンアンプであればシールドケーブルも使わなくて済む

通常のギターアンプ・ミニアンプ類と違い、スピーカーは付いていないのが特徴で「煩わしいシールドケーブルが不要」になります。

普段みなさんが愛用している3.5mm端子のヘッドフォンやイヤフォンを流用できるので、ギター初心者の方にも人気が高いです。さっそく具体的な候補を見ていきましょう。

スピーカー付きのギターアンプは別に持っているけど、カジュアルに練習するときはヘッドホンアンプで代用するという人もいるよ。

フェンダーのムスタングマイクロは2021年4月発売から不動の人気

「こういうデジタル製品は最新がいいよね」と言う方にイチオシなのが、Fender社のヘッドホンアンプ「Mustang Micro(ムスタングマイクロ)」です。

筐体の側面にシンプルな「+-ボタン」が配置されているので、「機械オンチだから不安…」という方でも直感的に操作できるでしょう。

このスイッチでクリーンからハイゲインまで12種類のギターアンプモデリングを切り替え、簡易的にイコライザーの調整が可能。

ギター本体との無線接続はできないですが、Bluetoothでオーディオ音源を流せるので、マイナスワンのバッキングトラックを使う個人練習の際に便利ですね。

Fender Mustang Microはエレキギターのサウンドに、リバーブやコーラス、フランジャー・トレモロ・ディレイを組み合わせた「エフェクト効果の付与」もできるようになっています。

フェンダー社は1940年代からギターアンプの名器を数多く生み出してきた
フェンダー社は1940年代からギターアンプの名器を数多く生み出してきた

使い捨て乾電池ではなく、USB-C端子で充電可能なリチウムバッテリーは約4時間駆動。パソコンにつなぐオーディオ・インターフェイスとしても機能するようになっているのが特徴です。

品薄傾向だとプレミアム価格(プレ値)で高騰していることがあるので、必ず複数ショップの販売価格や納期を見比べてみてね。

フェンダー公式サイトでは、長屋晴子さん(緑黄色社会)や山岸竜之介さんによるムスタングマイクロのレビューが掲載。

プラグは270度回転するのでストラトキャスターのような舟形のジャックプレート、テレキャスターやレスポールのようなサイドジャックでも安心です。

画像をタップするとAmazonで表示 Fender MUSTANG MICRO
Mustang Microのサイズ目安

高さ8cm、幅3.81センチ、奥行き2.87cm。重量が約51g。

スマホアプリ連携のNUXマイティプラグMP-2なら柔軟な音作りが可能

続いてNUX社のヘッドホンアンプ、「Mighty Plug(マイティプラグ)」はミニマムなデザインで、電源/ミュートスイッチと4種類のプリセット変更ボタンがあるだけ

ガジェット慣れしている方や、アプリ操作がメインとなるデバイスに抵抗がなければ、オールインワンで細かな音作りができる有力な選択肢となります。

NUXは「ニューエックス」と読み、中国の大手楽器メーカーCherub Technology(チェルブ・テクノロジー)傘下にある2006年創業のブランドです。

こちらはボリューム調整も含め、iOSとAndroidに対応したフリーのモバイルアプリでスマホやタブレット端末から操作するのが前提。

2020年12月の国内発売以来、品薄が続いていましたが最近では在庫潤沢なショップが増えてセール価格も見かけますね。大手楽器店が扱っている荒井貿易正規取扱品なのか確認して選ぶことをおすすめします。

上記公式サイトは英語ながらノイズゲート機能および13種類のアンプモデルと、20種類のIR(インパルスレスポンス)によるアンプ・キャビネットサウンド、19種類のエフェクト機能についての解説があり。

MicroB USBケーブルを介して、エレキギターをパソコンに接続するときのインターフェイスにすることも可能です。本製品は充電式のリチウムバッテリーで約3時間の連続駆動ができるようになっています。

ヘッドフォンが2分間接続されていない、もしくは信号が6分間ないと自動で電源オフになるんだって。

Bluetoothで伴奏オーディオを流せる他に、ベース用のアンプモデリングも使えて、10パターンのドラムビート(リズムマシン機能)とメトロノームまで搭載されているのが便利です。

画像をタップするとAmazonで表示 NUX Mighty Plug MP-2
Mighty Plugのサイズ目安

長さ8.1cm、幅4.1cm、高さ3.1cm。重量が約62g。

ヘッドホンアンプ代名詞VOXアンプラグがコストパフォーマンス良好

それからVOX社の「amPlug2(アンプラグ2)」は、お手頃価格でエレキギター用のヘッドホンアンプとして代表格の製品でしょう。

VOXはミニアンプの分野でも定評がありますが、amPlugは初代が2007年に発売されて以来のロングセラーで、かつてはアニメ「けいおん!」とのコラボ商品も展開されていました。

上記ボックス(ヴォックス)製品では先に挙げた2機種と異なり、アナログ回路を採用しているのが大きな特徴。

筐体のサイドに電源スイッチが配置されていて、上面にあるホイールでボリュームやトーン、エフェクト(コーラス、ディレイ、リバーブ)を操作します。

VOXアンプはビートルズやストーンズのメンバーにも愛用されてきた
VOXアンプはビートルズやストーンズのメンバーにも愛用されてきた

アンプラグにも色々と種類があるのですが、最もスタンダードなのは伝統的な真空管のVOXアンプサウンドをモチーフにしたAC30モデル

他にもエレキギター用では、「クラシックロック、メタル、リード、ブルース、クリーン」といったバリエーションも好評です。

旧モデルと異なり、プラグ部分が5段階180度回転するようになったよ。

こちらはエフェクトオフの状態であれば「アルカリ単4乾電池2本で約17時間駆動」というアナログならでは燃費の良さ抜群。

(下画像のように)本体側面部のAUX IN端子にステレオミニケーブルをつないで音源を流せる、トレーニングに便利な機能もしっかりと備えられています。

VOXのアンププラグは右側側面に3.5mmイヤホン端子を備えている
VOXのアンププラグは右側側面に3.5mmイヤホン端子を備えている
画像をタップするとAmazonで表示 VOX amPlug2
amPlug2のサイズ目安

幅8.6cm、奥行3.8cm、高さ3.1cm。重量が約40g(電池含まず)

必要最低限の機能で予算を抑えたいときにはJOYO JA-03も選択肢

最後に、なるべく出費を抑えたい方には中国の深セン市に本社工場を構えるエフェクターメーカー・JOYO社の「JA03(ジェイエーゼロサン)」というヘッドフォンアンプをおすすめしておきましょう。

ジョーヨーは、リーズナブルなクリップチューナーなどでも有名なブランドです。

音質は価格相応でそれなりのグレードですが、「歪み具合・サウンドキャラクター別に3種類」のラインナップがリリースされています。

エレキギター王道路線なら「チューブドライブ」、ハードロック系ディストーションが好みなら「スーパーリード」、ヘヴィな低音リフを刻みたいなら「メタル」を目安にしてみてください。

コントロールは最低限に絞ったデザインで、ゲイン、トーン、ボリュームのみ。VOXアンプラグに近い操作感ですね。

販売価格が非常に安いので不安になる方もいると思いますが、正規品に関しては6カ月のメーカー保証が付いているのも心強いところでしょう。

画像をタップするとAmazonで表示 JOYO JA-03
JA-03のサイズ目安

幅8.5cm、奥行4cm、高さ2cm。重量が約41g(電池含まず)

まとめ:ギター用ヘッドホンアンプ公式動画で使い方と音質を確認

以上、エレキギターの夜間練習やスタジオの待ち時間などでも重宝する4つのヘッドホンアンプ(イヤホンアンプ)をご紹介しました。

ピッキングやミュートの実践練習はギターアンプで鳴らすに越したことがないですが、「生音で練習して悪い癖が付いてしまう」よりはヘッドホンアンプを活用するのが断然おすすめ。

NUX以外は操作も簡単なので年配の方へのプレゼントとしても喜ばれるかもしれません。

以下にメーカー公式Youtubeチャンネルへの動画リンクを貼っておきますので、使い勝手やサウンド・音質の違いを比較する参考にしてみてください。

Exploring The Mustang Micro Headphone Amplifier | Fender Amplifiers | Fender
Exploring The Mustang Micro Headphone Amplifier|Fender公式Youtubeチャンネル
Introducing the NUX Mighty Plug
Introducing the NUX Mighty Plug|NUX公式Youtubeチャンネル

ちなみに「手持ちのヘッドホン/イヤホンを流用する」のではなく、ヘッドホンまであらかじめセットになっているタイプの方が便利そうという方には、VOXやBOSSに製品のラインナップがあります。

オーディオテクニカのヘッドホンを採用した「VOX VGH-AC30」のバリエーションや、少々お値段は張りますが、ギターとの接続がワイヤレスで行えるBOSSの技エアー「WAZA-AIR」が売れ筋で評判なのでチェックしてみてください。

画像をタップするとAmazonで表示 VOX VGH-AC30

画像をタップするとAmazonで表示 BOSS WAZA-AIR

ヘッドフォン端子付きの「超小型卓上ミニアンプ(スピーカー付きギターアンプ)」については、別記事でおすすめ製品を解説しているので下記からご覧ください。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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