防水ギグバッグおすすめ7選|耐水性能重視のエレキギターケース

防水ギグバッグおすすめ7選|耐水性能重視のエレキギターケースギターアクセサリー編
  • 楽器に付属していたソフトケースがペラペラで不安。
  • 電車移動が多いからハードケースで持ち運ぶのは大変…。

そんなとき、せっかくギターのギグバッグを新調するなら、耐久性やデザインはもちろん「梅雨のシーズンや、突然の夕立、台風や降雪などの悪天候」にも備えておきたくないですか?

今回は元楽器店員が防水性・撥水性・耐水性に着目してエレキギター用ギグバッグのおすすめブランドと人気製品を選定してみました。

以下は2022年9月時点で在庫状況も比較的安定している商品に絞って取り上げています。

「コストパフォーマンス重視のお求めやすいケース」から「プロミュージシャンも納得する最強クラスのケース」まで順番にご紹介していますので、ギターケース選び・比較を行う参考になれば幸いです。

防水対策されたギター用ギグバッグ(ギグケース)について

ギグバッグ(ギグケース)の素材は、water-proofが「防水」、water-repellentが「撥水」、water-resistantが「耐水」と訳されることが一般的でしょう。

ただし、楽器ケースの場合はアウトドア用品と異なり耐水圧・透湿性が数値で表記されていることはほとんどありません

水滴を弾く撥水性のあるナイロン生地
水滴を弾く撥水性のあるナイロン生地

つまり「防水対策、防水加工」が行われている製品であっても「完全な水没に耐えられるわけではない」ので過信はNG。

それでもファブリック生地より「耐水性を高められたケース」にしておけば、大切な楽器を持ち運ぶのに安心材料となると思います。具体的な製品をチェックしていきましょう。

お手頃価格のアリアABC-300EGは学生にも人気の汎用ギグバッグ

ARIA ABC300EGは、ギター本体からアクセサリー類まで幅広く手がけている「荒井貿易」のギグバッグ。

ストラトキャスターやテレキャスター、レスポールなどのソリッドボディに対応した汎用ケースです。

画像をタップすると楽天市場で表示 ARIA ABC-300EG

リュックのように両肩で背負えるタイプで、「完全防水」ではないものの生地・ファスナーともに耐水性に優れた素材を採用しています。

内側のクッションパッドは厚み18mmで、ケース重量が約1.3kg。価格はずいぶん安い部類ですが、ネックを支える台座の取り外し・位置調整も可能な仕様です。

ショルダーストラップの上部に取っ手が付いていて持ち替えに便利。

ポケットはA4サイズの譜面まで入る余裕の収納力があり、カラーはブラックの他に少し淡い色合いのターコイズ、コッパーが好評となっています。

カタログ表記のサイズ目安

全長103cm、ボディ上部幅30cm、ボディ下部幅35cm、マチ幅4.5m

細部の機能性に配慮されたキョーリツGB-EG1はカラバリも豊富

1979年から楽器ケースの製造販売を行っているキョーリツコーポレーション(KC)のエレキギター用ギグバッグGBEG1

お求めやすい値段のギターケースでありながら、外側の生地と緩衝材の間にビニール層を設けることで内部まで水が染みにくいのが特徴です。

画像をタップすると楽天市場で表示 KC GB-EG1

「ブラック、ネイビー、レッド、オレンジ、グリーン、ガンメタリックグレー」とカラフルなラインナップ。大雨はNGという注記があるものの撥水スプレーを併用するで防水性を一層高めることもできます。

ストラトタイプ、テレタイプ、レスポールタイプなどに対応したギターケースで、収納ポケットがヘッド側とボディ側に両方備え付けられているデザインは定番で扱いやすいでしょう。

使い込んでいるうちに破れやすい「ヘッドやブリッジ付近」は内装が補強されているね。

グリップしやすいキャリーハンドルで、ケース底面部にゴム足パッド付属。3層構造のクッションで耐久性の向上を図っており、ケースの重量が約2kgほどです。

ギグバッグを背負うとき身体と接する部分には三カ所のメッシュパッドがあり、ショルダーストラップにポケットが付いているのも嬉しいポイント。

カタログ表記のサイズ目安

全長105cm、ボディ幅上部30cm、ボディ幅下部38cm、マチ幅5cm

美しい流線形状のフェンダーFE620 EGがおしゃれすぎるケース

いかにも近年のフェンダー製品らしい、おしゃれなアシンメトリー(非対称)シェイプのギグケースFE-620

撥水効果がある600デニールのポリエステル生地と耐水性のあるジッパーを組み合わせた製品となっています。

画像をタップするとAmazonで表示 FENDER FE620EG

同型番で「ジーンズ色とブラック色」が展開されており、クッションは20mm厚。内装は楽器の塗装にやさしいマイクロファイバー仕様ですね。

人間工学に基づいてデザインされた幅のあるショルダーストラップで、背負っていて疲れにくいように配慮されたエアメッシュ仕上げ。

主にストラトキャスター・テレキャスター用。レスポールが収まったという口コミ・レビューもありますが、タイトなつくりなので非推奨です。

ストラップピン付近にガードがあったりケースの角にバンパーが付いていたり、外部衝撃から楽器を守るための工夫もされています。

カタログ表記のサイズ目安

全長は記載なし、ボディ上部幅32cm、ボディ下部幅37.9cm、マチ幅7cm

堅牢なパワーパッド4重構造のアイバニーズIGB924Rも高品質

IBANEZのPOWERPAD ULTRAシリーズでIGB924の後継モデル

こちらはケース表面に撥水加工、生地裏に防水コーティング加工を施し、丈夫な止水ジッパーが取り付けられています。

画像をタップするとAmazonで表示 IBANEZ IGB924R

POWERPADというオリジナル設計された四重構造の緩衝材は側面に25mm厚、表裏に30mm厚の複層パッドが仕込まれており、ギターケース重量が約2.8kg。

少し重たく感じる方もいるかもしれませんが、ボディエンドにはギターの長さに応じて調整する30mm厚の取り外し可能なクッションが備え付けられており、写真で見る以上にタフで安心感があります。

外寸と内寸の差からもパワーパッド部分に相当な厚みがあることが分かるね。

大中小のポケットのうちメインポケットはかなりの大きさがあるので、人によってはエフェクターボードなしで事足りてしまうかもしれません。トータルの手荷物が減らしやすいです。

カタログ表記のサイズ目安

外寸で全長112.5cm・幅42cm・厚み15cm。内寸で全長107cm・幅(ボディ上部)28cm・幅(ボディ下部)37cm・厚み6cm

スリムで軽量なプロテクションラケット5278-06なら気楽に背負える

Protection Racket(PROTECTIONracket)は、UKのコーンウォールで1994年に設立されたブランドです。

頑丈な縫製やジッパーに定評があり、5278-06モデルRacketexという600デニールのポリエステル生地がウォータープルーフ素材になっています。

画像をタップするとAmazonで表示 PROTECTION RACKET 5278-06

本製品もスタイリッシュでかわいいフォルムですね。正規品の輸入販売はヤマハミュージックジャパンが手がけており、略称は「プロラケ」と呼ばれます。

サーフボード用のバッグを製作するノウハウが活用されており、プロラケ自体はどちらかといえば「ドラムやパーカッション用のケース」が有名でしょうか。

本製品はストラトやテレなど、ヘッドに角度がついていない設計のエレキギターが推奨されているモデルです。

軽量でスリムな分、ポケットの収納スペースは小さめになっているね。

苦労せずに持ち運びできること、それでいてプロテクション性能は最大化するという同社の哲学で、ハンドルも滑り止めが付いた「エルゴノミックデザイン」を採用。

ケースは1.5kgと軽量。10ミリ厚ほどの密度が高いクッション材を使用しており、ネックブロックや底面のクッションの位置調整が可能になっています。

カタログ表記のサイズ目安

外寸全長115cm、幅46cm、厚み7cm

付属レインカバーで防水対策できるゲーターのG-PG ELECTRIC

ケースメーカーとして世界的に有名なGATOR(ゲーター、ゲイター)は、2000年にフロリダで設立されました。

ギグバッグというカテゴリになっていますが、全体の質感は「セミハードケース」に近いつくり。Pro-GoシリーズG-PGエレキギター版にあたります。

画像をタップするとAmazonで表示 GATOR PRO-GO G-PG

本製品は防水対策として裏面ポケットにレインカバーが収納されています。必要な時だけ都度取り付けるというコンセプトですね。

縫製もさすがのゲータークオリティで、外装の「バリスティックナイロン」は標準的なナイロンの5倍ほどの強度を持つと言われているよ。

GPGケースのヘッド角は若干タイトながら、「ショックアブソーバー」(底部クッションパッド)を取り外すことでジャズマスターやジャガーのようなオフセットボディまで対応可能なのが好評。

Gator Guitar Bag Roof Test!
Gator Guitar Bag Roof Test!|Gator Cases公式Youtubeチャンネルより

大容量ポケットに楽譜やタブレットを入れて重くなってしまっても、ハンドルの高反発フォームが負荷を軽減してくれます。

内装はマイクロフリースでネックレストの安定感も良好。ケース単体の重量は約3.2kgです。

カタログ表記のサイズ目安

内寸全長109cm、ボディ上部幅31.5cm、ボディ下部幅36.6cm

プロギタリストからの評価が高いモノM80-EGはギターケース最強級

MONO社は2006年に設立、ギターやベース、ウクレレなどの弦楽器、ドラム・パーカッション、DJ機材など楽器に特化したケースで評判が高いです。

すっかり定番化しているM-80のエレキギター用では耐水性に優れたSharkskin(シャークスキン)素材を採用しています。

画像をタップするとAmazonで表示 MONO M-80

決して安くはないですが、多くのプロミュージシャンの意見を取り入れながら開発されたもので、「ハードケース神話」をくつがえすべく度重なる強度試験を繰り返してデザインされています。

ABS樹脂シェルによる最強クラスの保護性能、ネックピローに高さがあるのでヘッド角があるギターにも比較的対応しやすく、特にヘッド付近への衝撃を緩和させる性能を追求しているのが有名です。

ミリタリースペックに準じるタフな素材が採用されたギターケースだよ。

重量が約2.3kg、プラッシュ地のライニングでデリケートな塗装にも配慮されており、ショルダーストラップが不要な時は邪魔にならない位置にしまっておくことができます。

カタログ表記のサイズ目安

内寸全長105.4cm、ボディ上部幅29.2cm、ボディ下部幅36.8cm

レインカバー部分だけを別途買い足すという選択肢もある

以上、「防水性能」をキーワードにおすすめのエレキギター用ギグバッグを厳選してご紹介してみました。

なお、もし既にお気に入りのギターケースがあって、それを流用したいというときは取り外し可能なレインカバーの部分だけを別途調達する手段もあります。

画像をタップするとAmazonで表示 ARIA ARC-EG
画像をタップするとAmazonで表示 KC KRC-02G

上記はギターケースにビニール袋を被せる「レインコートのイメージ」に近いですね。

アリア製品はエレキギター用で、キョーリツ製品はアコースティックギターまで兼用になっているので手持ちのケースのサイズを確認してみてください。

サイズ目安アリアARC-EGキョーリツKRC-02G
高さ1,060mm1,140mm
450mm410mm
奥行き117mm180mm
折り畳み時140mm × 220mm190mm × 185mm
アリアとキョーリツのレインカバーサイズ表記比較

なお、イケベ楽器オリジナル製品のNoah’sark(ノアズアーク)にもNRC-Guitarというレインコートが販売されています。

カバー自体のサイズは公表されていませんが、同社のセミハードケースGSH(高さ1,050mm×幅360mm × 奥行き70mm)を基準に製作されたアクセサリーです。

ギターケースのサイズを選ぶときの注意点

最後に注意点ですが、一般に「エレキギター用ケース」という分類はストラトキャスタータイプやテレキャスタータイプのような寸法を前提にしたものです。

本文で対応機種についても記載しておきましたが、「セミアコ・フルアコといった箱モノ、変形ギター」が別規格だというのは想像が付きやすいと思います。

ギターケース選びはネックスケールやヘッド形状(ヘッド角度)、ボディ厚をなども事前にチェックが必要
ギターケース選びはネックスケールやヘッド形状(ヘッド角度)、ボディ厚をなども事前にチェックが必要

それ以外にも、ジャガーやジャズマスターのような非対称オフセットボディ、レスポールのようなヘッド角の付いているモデルも、ケースごとに相性が異なるので対応可否は十分に確認しておきましょう。

Amazonにはエレキギターケースの売れ筋ランキングがあって自動更新されているので参考にしてみるのも良いでしょう。

楽天市場でもカテゴリは細かく分かれていないもののギターケースの週間ランキングが見れるようになっています。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました