初心者でも気軽に入りやすい楽器店の選び方|元ギター店員が語る

初心者でも気軽に入りやすい楽器店の選び方|元ギター店員が語るギター初心者の疑問

ギターをはじめることに興味があるけど「楽器屋が怖い」「楽器屋には入りづらい」という理由で二の足を踏んでいませんか?

楽器の通販も年々便利になってきましたが、「実物を見比べて購入したい派」は他ジャンルより根強いでしょう。

私自身が楽器店勤務時代に全国各地のお店を回ってきたので、今回は初心者が安心して入れるカジュアルな楽器店をピックアップしてみました。

各社公式サイトの店舗情報にも飛べるのでお役に立てば何よりです。

小さい頃に楽器店の雰囲気がこわすぎて「記念にピックだけ買って帰った」思い出が懐かしい。

予備知識その1:今でも怖い雰囲気、入りにくい楽器店は存在する

最近は位置情報が反映されたスマホで「楽器店」「ギターショップ」とGoogle検索するだけで、近隣の店舗がマップに一覧表示されますよね。

でも「どのくらいの広さのお店で、どんなコンセプトのショップ」なのか。

「メインの取り扱い製品は?」「ビギナーにも入りやすいお店なの?」というのは、表示されるレビューや口コミだけでは意外と分かりにくいと思います。

  • 狭いスペースにびっしり陳列されたギター、気難しそうな店主だった
  • 大音量の店内BGM、常連客が爆音で試し弾きしているショップだった
  • タメ口の店員さん、いざ声をかけられると逃げ場がないお店だった

上記のような状況は「楽器店あるある」ですが、どうしてもギター初心者にとってはハードルが高いですよね。

本記事では「とりあえず無難なところを探すならどこの楽器店?」という視点で整理していきます。

予備知識その2:個人ショップとチェーン店のどちらに行くべきか

全国各地に系列店をチェーン展開している楽器店以外に、個人経営(もしくはそれに近い)楽器店・マンションショップがたくさんあります。

「楽器店に初チャレンジ」であれば、やはり前者の方が抵抗は少ないでしょう。

個人ショップは、大手の楽器店から独立した方、ギター製作の工房やリペアマン出身の方、ギター好きの趣味が高じて…という方まで様々な経歴の人が営んでいます。

その中には、もちろん地元密着で「初心者歓迎」を打ち出していて、親身に対応してくれるお店も多数。

ただし、「色々な種類の入門ギターを見比べてみたい」というシーンで初心者向けラインナップの充実度は大手楽器店に軍配が上がるはずです。

ギター初心者におすすめしやすい大手楽器店4選をピックアップ

「全国展開している有名楽器店」と言っても、お店の作りや、取り扱い製品、接客スタイルの傾向といった点で、会社によってずいぶんとキャラクターの違いがあります。

冒頭でも触れたとおり、ギター初心者でも「こわくない」「入りやすい」という観点から、以下に「ビギナー向けにおすすめの系列店おすすめ4選」を挙げてみました。

テナントショップ系の楽器店は開放的で初心者でも入りやすい
テナントショップ系の楽器店は開放的で初心者でも入りやすい

特にファッションビルやショッピングモールにテナントとして入っている店舗は、入り口がオープンで、店内スペースが広々しているのでリラックスして楽しめます。

出入りしやすいお店だと、苦手なタイプの店員さんが話しかけてきても、さりげなく離脱しやすいね!

そのような立地の店舗であれば、スタッフが「学生やファミリー層をターゲットにした商品の取り扱い、接客スタイルに慣れている」こともポイント。

最低限のマナーだけおさらいして、いざ来店に挑戦してみましょう。

島村楽器はショッピングモールに出店していることが多い

店舗名は社名と同じで島村楽器(しまむらがっき)

よく「パルコ、イオンモール、ららぽーと」などに入っているので、これまで楽器に興味がなかった方でもオレンジ色の看板は見たことがあるかもしれません。

会社の創業は1962年で、国内では北海道、東北、関東、甲信越・北陸、東海、近畿、中国・四国、九州・沖縄まで展開。

もともと文具店に音楽教室を併設したのがルーツで、現在も「ミュージックサロン」という教室運営に力を入れています。

やはり、ギター初心者の方はショッピングモール内の店舗だとハードルが下がるでしょう。

島村楽器は、2020年4月時点で何と39都道府県の175カ所に店舗や教室を構えています。

気軽に予約できる練習スタジオ付きの店舗が多いのも特徴ですね。ピアノや管楽器、ヴァイオリンなどを扱うクラシック系の専門店もあるのでご注意ください。

石橋楽器店も全国展開している老舗チェーンとしてスタンダード

店舗名はカタカナ表記になるイシバシ楽器(いしばしがっき)

パルコなどのファッションビルにテナントとして入っているワンフロア型の店舗と、多層階で専門色の強い路面店があります。

いずれも主要駅近の交通アクセスが良い立地となっていることがほとんどです。

ベテラン向けの高価な楽器まで取り扱っていますが、初心者でもカジュアルに入りやすい雰囲気が感じられます。

会社の創業は1938年、関東エリアでは御茶ノ水、渋谷、新宿、池袋、横浜

その他、愛知県の名古屋栄、大阪府の心斎橋と梅田、福岡県の天神にも店舗があります。

楽器買取を強化しており、「新品だけでなく中古やヴィンテージ」に力を入れている店舗が多いのも魅力。初心者のときだけではなく長いスパンで付き合えますね。

イシバシ楽器は「ミュージックキャッシュ」という買取専門店もあるので間違えないようにしましょう。

ヤマハミュージックリテイリングは上品で落ち着いた雰囲気が好評

店舗名はヤマハミュージックで看板はおなじみのYAMAHA

路面店となっているショップが多いですが、ショールームのようにガラス張りで店内の様子がうかがえることがほとんど。

「静かすぎる」と思う人もいるかもしれませんが、上品で落ち着いた雰囲気はヤマハならではでしょう。

ピアノや管楽器の分野だけでなく、ギターの世界でもYAMAHAブランドは定番です。

親会社の創業は1897年まで遡ります。北海道、東北、関東、新潟、東海、近畿、中国・四国、九州まで全国各地に直営店舗があります。

他の小売店より取り扱いメーカーが限られているため、ギター本体でヤマハ製品が気になっている方におすすめ

クラシック楽器に特化した店舗だと、エレキギター、アコースティックギターの取り扱いがない場合もあるので来店前にWEBサイトで店舗情報をチェックしておきましょう。

山野楽器もオープンな店構えで気軽に入れるショップが人気

店舗名は山野楽器、サウンドクルー、ロックイン(旧:新星堂ROCK INN)と種類があります。

公式サイト上で小型店、中型店、大型店と分類されていてイメージが掴みやすいですね。

「山野楽器銀座本店」は、銀座の一等地。日本国内の地価公示価格のランキングで何度もニュースに取り上げられています。

立地によって空気感はそれぞれ違いますが、開放的な店構えとなっていることが多い傾向です。

会社の創業は1892年。関東エリアが中心ですが、宮城県仙台市、大阪府、兵庫県、広島県にも店舗があり、全国45店舗、50教室を運営しています。

特にCDショップと併設されている店舗は気軽に入りやすいですね。ギターの場合は、店舗一覧で(「弦楽器」ではなく)「LM楽器(軽音楽器)の取り扱い」アイコンが付いているお店を確認してみましょう。

まとめ:緊張を和らげるために予習しておくのも有効

「初心者でも入りやすい楽器店が見つからなくて悩んでいる」「ギターの試奏が怖い」という方は、以上の系列店舗がご自宅の近くにないか探していただければと思います。

もちろん、それでも未経験分野に踏み込む緊張感というのは多かれ少なかれあるのが当然。

対策といったら大袈裟ですが、楽器店に行く前にレンタルやサブスクなどで短期間試してみるとか、一冊教則本を読んで予習してみるなどすれば気持ちの余裕が生まれるので随分変わってくるのではないでしょうか。

楽器自体の知識については、当サイトで各メーカー・モデル別に解説記事を投稿しているので予習をするときの一助になれば幸いです。

楽器店ごとの感染症対策や最新の営業時間については、公式サイトやSNSで事前に確認するようにしておきましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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