今回は元楽器店員がエピフォン・セミアコ/フルアコの現行モデル解説、選び方ガイドをお届けします。
「エピフォン」はギブソン低価格ラインとしての印象が強いですが、もともとは別メーカーで、1957年からギブソン傘下に入った後も独自モデルを並行生産してきた歴史があります。
現行のセミアコ・フルアコに注目すると、ラインナップは大きく分けて「ギブソン直系モデルのエピフォン版」「エピフォンオリジナルモデルの復刻」の二軸で展開されています。
特に前者の「ギブソン直系モデル」は、2020年以降に積極的な再編が進み、従来以上にギブソン本家の仕様や製品体系を意識したラインナップに刷新されました。

「Epiphone Inspired by Gibson」「Epiphone Inspired by Gibson Custom」などがギブソン直系モデルのシリーズ名だね。
本記事では2026年時点で日本市場に流通している主要ラインナップを一通り全機種チェックしてみようと思います。
セミアコとエレアコの違い、フルアコとアコギの違い
まず、ギター初心者の方が最初に混乱しやすいのが、「セミアコとエレアコの違い」なので最初に簡単に整理しておきましょう。
端的に説明すると、セミアコは「エレキギターに空洞(ホロウ構造)を持たせたもの」で、エレアコは「アコースティックギターにピックアップ(マイク)を搭載したもの」となります。
「セミアコ」は、ブルース、ジャズ、ロック、フュージョン、ソウル、ファンク、ポップスなど多様なジャンルのギタリストに愛用されてきました。


その一方、フルアコという名前は「フルアコースティックギター」の略称ですが、通常「アコギ」ではなく「エレキギター」の方に分類されます。
「フルアコ」については、セミアコより楽器内に設けられた空洞が大きく、ジャズギターとして演奏されることが多いですね。


フルアコはボディに空洞があるから、大音量でディストーションを深くかけるには不向きだよ。
なお、Epiphoneのフルアコでは、ロカビリーやロック、ポップスにも使いやすい設計のモデルもラインナップされていることは押さえておきましょう。
ギブソン直系のセミアコ:ESシリーズのエピフォン版を種類別に比較
それでは、もっともスタンダードなギブソン直系のESシリーズ現行機種から解説していきましょう。
セミアコは薄胴(シンライン)のギターボディ内にセンターブロックを設けて剛性を確保してあります。

端的にはハウリングのリスクを軽減しながら、適度なアコースティック感と芯のある伸びやかな音色を奏でてくれるのが魅力です。
ES-335はセミアコの王道モデル、旧称DOTからリニューアル
エレキギター業界で「セミアコの代名詞」として、最初に名前が挙がるのは「ギブソンのES-335」です。
エピフォン版は長年「EPIPHONE DOT(ドット)」という型番で親しまれており、2020年からEpiphone Inspired by Gibsonシリーズとして「ES-335」が正式な品名になりました。
指板面のポジションマークが「シンプルな丸型」なのは、1950年代後半から1960年代前半までのスペックで「ドット」と呼ばれる所以(ゆえん)です。

「チェリー」と「ヴィンテージサンバースト」は双方とも335を代表するカラーだね。
2020年以降は、旧エピフォン版の細長いヘッドストック形状(下画像)が廃止、インレイもクラウン(王冠)タイプに変更されています。

他にも旧来のDOTモデルとは「ネックバインディングの有無・ピックガードデザイン」が異なり、プラスチックボタンのクルーソンスタイル・ペグ仕様に進化を遂げました。
ES-335 Figuredは華やかなフレイムメイプルトップを採用
「エピフォン・インスパイアドバイギブソン」のES335では、型番末尾に「フィギュアド」表記が付いたバリエーションがあります。
直訳すると「模様がある」といったニュアンスで、美麗な杢目(もくめ)が出ているフレイムメイプルトップ仕様を表したものです。
現行製品では「ブルーベリーバースト」「ラズベリーティーバースト」の2色が用意され、ギターの表裏両面ともフレイム模様の木材で華やかな印象になりますね。
搭載されているピックアップ(マイク)については、先に取り上げたプレーントップ・モデルと共通のAlnico Classic PRO。
ES-335 Figuredの方は前述のES-335と違い「60年代中期以降の個体に見られるスモールブロック・ポジションマーク」を採用しているのが大きな特徴です。
1962 ES-335と1959 ES-355はカスタムショップ共同企画モデル
エピフォンの上位グレードといえば、Eliteシリーズ・Elitistシリーズが有名でしたが現在は生産されていません。
最新のシリーズ体系では、Epiphone Inspired by Gibson Custom、すなわちギブソンカスタムショップとのコラボレーション企画による製品がフラッグシップとして位置付けられています。
現行ラインナップで該当するのは、1962年当時のES-335をリイシューしたモデルと、1959年当時のES-355をリイシューしたモデルです。

「ES-355」は「ES-335」のアップグレード仕様なので、「レスポールカスタムとレスポールスタンダード」の関係性に近いよ。
レギュラーモデルのほうのES-335も近年はヴィンテージ志向にシフトしているのですが、本シリーズは「特定年式に製造されていた個体を忠実に再現すること」にこだわっています。
その目的のために長年カスタムショップチームが培ってきた知見を活かした共同プロジェクトになっていると捉えていただければと思います。
指板には「スモールブロック」形状のポジションマークがあしらわれており、1962年モデルのES-335の場合は、カッタウェイ部分がやや丸みをおびたホーン形状になっていることも特徴です。
「オープンブック」形状のギブソンヘッドや当時のネックシェイプも復刻しており、USA製のGibson Custombuckerピックアップを搭載。カラーは雰囲気の良いVintage BurstとSixties Cherryですね。
1959年モデルのES-355に関しては、ES-335の上位版なので、エボニー指板にブロックポジションマーク、複層バインディング、スプリットダイヤモンドインレイなどが魅力となっています。
1962年モデルと比較すると、ネックグリップは太め。こちらもやはりUSA製のGibson Custombuckerピックアップを搭載しています。
両リイシューモデルの発売時期は1959年モデルが2024年4月、1962年モデルが2025年4月のリリースでした。
Futura ES-355は2026年4月に発売、斬新なカラーシフト仕上げ
ES-335系統のセミアコでモダン路線のスペックは少ないので、本記事の中でEpiphone Futura ES-355は異色の製品といえるでしょう。
2026年4月に登場した新シリーズで、レスポールやSG、ファイアーバード、フライングV、エクスプローラー、RDカスタムと複数モデル横断のバリエーションが展開されています。
各モデルで共通しているスペックとしては、エスカッションやコントロールノブ類が金属パーツで統一されており、ポジションマークはSuper400というジャズギターをモチーフにしたスプリットインレイが挙げられます。
画像だけでは分かりにくいのですが、MidnightEmberShift、DragonflyShift、FirestormShiftのラインナップは単なるメタリックやラメ、スパークル系の塗装ではなく、楽器を見る角度によって大胆に色味が変わる偏光カラーです。

ES-335はトップにアーチがあるので色味が変わりやすく感じるね。
フューチュラES-355は、センターブロックの軽量化が施されており、コンパウンドラジアス指板、ステンレス・スティールフレットの採用など快適な演奏性を実現するための工夫が盛り込まれています。
本シリーズのために新開発されたProBucker Igniteハムバッカーを搭載。コイルタップやフェイズ切り替えによるサウンドバリエーションが作りやすい配線ですね。
ES-339は取り回しの良いスモールボディのセミアコ
ESシリーズにコンパクトサイズのセミアコ、ES-339が登場したのは2007年。
当初はギブソン版のみの生産でしたが、2011年以降、エピフォン・ブランドにも移植されてきた経緯があります。
ネックスケール(弦長)は通常サイズのES-335と共通ながら、ボディ側が小型サイズになっており、ライブハウスやスタジオでも動きやすいです。
旧版「ES-339 PRO」と異なり、現行版はヘッド形状をアップデート。安定したチューニング/サスティーンに貢献する「金属ツマミのグローバー・ロトマチックペグ」が搭載されました。

たいていのセミアコは、ソリッドボディのエレキギターと比較するとボディ幅が大きく感じるのですが、ES-339の場合は小柄な方にとっても扱いやすいスモールサイズで、自ずと軽量に仕上がっているところも人気。
現在のカラーオプションは「チェリー、ヴィンテージサンバースト」のみですが、少し前まではナチュラルやペルハムブルーも選べました。
ESシリーズをもとにしたアーティストモデルのバリエーション
近年はES-335やES-355をベースにしたアーティストモデルが積極的にリリースされていることについても触れておきましょう。
まず、ES-335から見ていくと、2022年10月から発売されたジョー・ボナマッサモデルのES-335。
彼はとびきりのギターコレクターとしても有名。1962年モデルのES-335にカスタムメイドプレート・マエストロヴァイブローラを組み合わせた通好みのスペックが復刻されています。

2018年にはエボニーブラックのES-355も限定販売されていたね
国内流通は僅少ですが、2023年8月にはギターインストラクターMarty SchwartzモデルのES-335も発売されました。
続いてES-355系では2023年に3月に再販が決定したShinichi Ubukata ES-355 ver.02が挙げられます。
生形真一さんモデルは2017年に発売されたギブソン製品をベースに、そのエピフォン版が2020年1月に限定発売された経緯があり、ver.02としてEbony、Sixties Cherry、Classic White、Olive Drab、Pelham Blueがラインナップされました。
ES-355というと「ゴールドハードウェア」が一般的ですが、いずれも渋めの「ニッケルハードウェア」を採用したロックなセミアコ。

ピックアップにもギブソン57クラシックモデルを採用したこだわり具合で、さらにハードケースや認定証も付属しているよ。
あとはES-355系の派生モデルだと、2021年10月に発表されたB.B.King Lucilleですね。2015年に他界してしまったBBキングですが、生誕96周年の時期にひさりぶりの復刻となりました。
ボディトップにfホールが付いていないセミアコ構造で、6段階のバリトンスイッチや、ファインチューナー付きTP6テイルピース、ステレオ/モノラル端子の二系統出力などが象徴的な仕様ですね。
一般的なES-355と異なり、メイプルネック/エボニー指板特有のアタックが立ったサウンドが独特。今回はヘッド形状のリニューアルに合わせて、キーストンスタイルのペグが採用されました。
エピフォン独自のセミアコ:ESに近いオリジナル製品を種類別に比較
以上がギブソン直系モデルでしたので、ここから先はエピフォン独自モデルのセミアコになります。
順番はギブソンのESシリーズと構造が類似している「リヴィエラとシェラトン」から解説していきます。
RivieraはミニハムPU特有のブライトでキレのあるサウンドが人気
エピフォンオリジナルのセミアコモデル、「リビエラ(リヴィエラ)」の別名は「E360TD」といいます。
リビエラは段違いブランコ状の「Frequensator(フリクエンセーター)テイルピース」が有名で、平行四辺形(パラレログラム)形状のポジションマークも忠実に再現されました。
現在は、Rivieraリリース当初のレッド~イエローに見えるグラデーションを復刻した「ロイヤルタン・フィニッシュ」と、1960年代後半の個体を彷彿させる「スパークルバーガンディ・フィニッシュ」が発売されています。

リビエラといえば、オーティス・スラッシュ、スティーヴィー・レイ・ヴォーン(SRV)、ロベン・フォードの弾いているイメージが強いね。
「センターブロックの入ったセミアコ構造」はES335に近いですが、ミニハムバッカーピックアップを組み合わせたことによるブライトでキレのあるサウンドが好評ですね。

また、リビエラのバリエーションモデルとしては、2022年8月にOASISノエル・ギャラガーモデルが発表されました。
ノエルはエピフォンのギターを様々愛用してきたことで有名ですが、今回は「ダークワインレッド」が渋い1980年代初期に製造された個体をモチーフにしたもの。
ヘッド裏のボリュート付近にサインレプリカが入っており、上述のレギュラーモデルとは異なるストップテイルピース仕様です。
レギュラーモデルより少し高い価格設定ですが、ソフトケースではなく、ハードケースが付属されているのが助かります。
そして、2025年11月にはOASISのポール“ボーンヘッド”アーサーズのシグネチャーモデルも発売されています。
1990年代に名だたる名盤のレコーディング、ライブで愛用さた1982年製リビエラを再現。ノエルモデルと同様、1980年代の個体を復刻しているのは珍しい試みです。
Sheratonは2023年以降ヴィンテージ基調のスペックがレギュラー化
リビエラと並んでエピフォンを代表するセミアコで、ギブソンES-345やES-355のように、カスタムグレード相当の上品な装いのエピフォン・シェラトン。
「Fancy Vine(ファンシーヴァイン)」と称されるツル植物モチーフのヘッドインレイや、Vマークの入ったブロックポジションマーク、ゴールドハードウェアが高級感を醸し出しています。

シェラトンは、OASISのノエルギャラガーや、ブルース界のレジェンド、ジョンリーフッカーが愛用していたギターでもあるよ。
1958年に登場したシェラトンの型番が「Sheraton II」にアップデートされたのは1980年代中頃のことでした。その系譜にある「Sheraton Pro」はハムバッカー&ストップテイル仕様にて近年まで流通していました。
2023年10月にエピフォン150周年モデルがリリースされて以降、「フリクエンセイター・スプリット・トラピーズ・テールピース」とEpiphone ProBuckerのミニハムバッカー仕様」が標準スペックとして採用されていますね。
シェラトンにいては、2025年10月からラインナップされているアーティストモデルのGem Archer Sheratonも好評です。
こちらはマスタービルトシリーズとして、「エピフォン・インスパイアド・バイ・ギブソンカスタム」と同等の上位グレードに位置付けられています。
メイプル/ポプラの5レイヤー・ラミネイトボディ、ミルクボトル形状のグローバーロトマチックペグやGibson USA Mini Humbuckerを搭載しているのがポイントです。
その他のエピフォン独自モデル:ESシリーズ以外のハコモノを種類別に比較
ここから先はESシリーズ以外の「アーチトップ・コレクション」に焦点をあててみましょう。
具体的には「アップタウンキャット」「スウィングスター」「ブロードウェイ」があります。

それぞれの分類としてはUpTown Katがセミアコで、SwingsterやBroadwayはセンターブロックを持たないフルアコに該当します。
冒頭でも触れましたが、フルアコは箱鳴りが豊かに鳴る分、ハウリング対策が必要になるシーンが増えるので注意しましょう。
Swingsterはエンペラー派生モデルながらグレッチを彷彿させるアレンジ
スウィングスターからチェックしていきましょう。
エピフォン・エンペラーというジャズギターからインスピレーションを受けて開発された「フルアコ」で、そのシリーズ自体は2011年からリリースされています。
もとになったZepher Emperor Regentは、ギブソンのフラッグシップモデルSuper 400のエピフォン版とも言えるアーチトップ・ジャズギター最高峰の存在でした。
Swingsterはずいぶん大胆なアレンジがされているということですね。

「フロストグリーンメタリック、デルタブルーメタリック」の両カラーともグレッチのギターに通じる雰囲気があり、カントリー、ジャズ、ロカビリー、ロック系のプレーヤーに特におすすめ。

セミアコに比べると若干ボディが厚いよ。アームがワイヤーハンドルになっているビグスビーがかっこいいね。
ネック形状もスリムで演奏しやすく、ピックアップの直列並列(シリーズ/パラレル)が切り替え可能な配線。
かなり柔軟な音作りに対応しているので、ぜひ公式のデモ動画もチェックしてみてください。
Uptown Katはレトロなデザインを取り入れながらも使い勝手の良いモデル
アップタウンキャットは2020年からリリースされており、生産終了となったワイルドキャットのデザインとESシリーズ伝統のセミアコ構造が融合したようなコンセプトです。
上述したスウィングスター同様にステージ映えするカラフルなメタリック系のフィニッシュが採用されました。
ヘッドロゴのバッジデザインや新設計のミニハムバッカー・ピックアップ、トラピーズ・テイルピースの組み合わせがどこかレトロな雰囲気を漂わせています。
旧ワイルドキャットシリーズとは別の個性があり、軽やかでパリッとしたサウンドが心地良く感じると思います。
Broadwayはジャズギターやビッグバンドが似合うクラシックな存在感
ブロードウェイは過去にも復刻されていた経緯がありますが、2023年にエピフォン150周年企画としてアップデートされることになりました。
オリジナルは1931年に発売された製品で、ニューヨークの劇場街に由来する華やかな名称。エピフォンがギブソン傘下に入る以前から続く歴史的アーチトップの代表格です。

王道のフルサイズボディはジャズギターやビッグバンドにぴったり。
シェラトンのリイシューと同様に、ゴールドハードウェア仕様のブリッジ、フリクエンセイタ―・スプリットトラペーズ・テールピースを組み合わせたヴィンテージスペックで製作されています。
上品なダークワインレッド、ヴィンテージ・サンバーストの二色展開で、メイプル・サイドバック/スプルース・トップによる正統派路線の自然でリッチなサウンドが楽しめます。
セミアコともフルアコとも呼ばれる「カジノ」を種類別に比較
ここからはエピフォン・カジノについて整理していきたいと思います。
日本で「セミアコ」とはセンターブロックのある「シンラインボディのエレキギター」を指すのが一般的です。
カジノの場合はフルホロウ構造なので「セミアコに含めない」のが、どちらかと言えば多数派になっています。

その一方で、薄胴のギターを「フルアコ」と呼ぶかどうかは見解が分かれるところで、あえてセミアコのカテゴリにしているギターショップも少なくないです。

WEB検索で「セミアコ」や「フルアコ」の絞り込みをするときには気を付けよう。
原語の「Semi-Acoustic」には広義のニュアンスがあり、海外ではCASINOもよくセミ・アコースティックに含まれていますのでカテゴリで検索する際にはご注意ください。
Casinoの現行レギュラーモデルは1960年代中盤の仕様が基本モチーフ
2ピックアップ仕様のカジノは別称がE230TD、ギブソンES-330の兄弟姉妹モデルとして知られています。
CASINO現行機種では「平行四辺形のパラレログラムインレイ・ポジションマーク、細長いヘッドストック、メタルカバーのピックアップ」など60年代中盤の仕様をモチーフに製作されています。
1960年代には「ナチュラル色」がカタログ生産されていなかったのですが、ビートルズのジョン・レノンが塗装を剥いで愛用した影響ですっかり定番色となりました。

少し前にはビグスビーブリッジ版の限定モデルも販売されていましたが、現在の標準仕様は「トラピーズ・テイルピース」が採用されています。
カジノならではの箱鳴り感、軽やかなサウンド・キャラクターは長年変わらないカジノの魅力です。
あいにく、艶消し塗装仕上げのCASINO WORN(2020年~)、ダウンサイズされた小型ボディ仕様のCASINO COUPE(2014年~)については生産完了となって久しいので本文から割愛しました。
レギュラーモデルとしては、サンバーストとナチュラルが2026年現在のカラーオプションなのですが、直近では限定色としてペルハムブルーの取り扱いがあるショップもあります。
CasinoのUSA製モデルはギブソンP-90を搭載したラッカー塗装仕上げ
エピフォン・カジノのUSA生産再開は、2020年のNAMM SHOWで発表されたニュースで、2021年3月に正式な発売が決定して同5月頃から日本国内の楽器店でも販売されるようになりました。
それ以降も長いこと品薄の状況が続いておりましたが、2026年現在はチラホラと店頭で見かける機会も増えてきました。
ピックアップカバーは一時期メタルカバーも流通していましたが、直近では「ヴィンテージバースト」「ロイヤルタン」の両色ともブラックのプラスチックカバーが標準になっていますね。

ギブソンUSAのドッグイヤー型P-90ピックアップを搭載、もちろんニトロセルロースラッカー塗装だよ。
ヘッド形状が大きい1960年代前半の仕様を再現したデザインで、16フレットジョイント・ナット幅1.69インチ(42.85ミリ)で製作されているのが特徴です。
まとめ
以上、エピフォンはセミアコ・フルアコだけで20種類以上のモデルがあり、結構なボリュームになりましたね。
あとは本編で紹介しきれなかったアーティストモデル、Epiphone Dave Grohl DG-335だけ補足しておきましょう。
原点は2007年に登場したGibson Custom Shop製のシグネチャーモデル。2014年、2021年に限定復刻されていましたが、2024年3月にEpiphone Inspired by Gibson CustomモデルとしてDG-335が発売されました。
ピックアップはGibson USA Burstbucker 2、Burstbucker 3を採用。トリニ・ロペスモデルを彷彿させるダイヤモンドホール、ファイアーバード風のヘッド形状が個性抜群です。
以上、最後までご覧いただきありがとうございました。























